「自分が必要とされていることに、やりがいを感じています。」
「セラピストになってみて気が付いたのですが、世の中の人たちは、仕事・学業・子育て・介護など、いろんな事が原因で心身ともに疲れている。 顔がぎゅうっ!と強張って、眉間にしわをよせた、しかめっ面のお客さんを接客する時は正直、怖いな~とか、嫌だな~とか思ってしまいます。でもそんなお客様に対しても、心を込めて施術をしていくと、顔つきが緩み、非常に穏やかな表情で『気持ちよかった~』と言っていただいた瞬間に本当に満足感と喜びを感じます」
「ご自身にとってセラピストの仕事とは?」と面接の際に経験者セラピストさん方に尋ねた時のコメントです。リラクゼーションセラピストは人の心をリフレッシュさせることが一番の目的。ダイレクトにお客さんの喜びの声を聞けることで、とてもやりがいを感じると思っている方が多くいらっしゃいます。
セラピストになるにはどんな知識が必要?
セラピストは専門職だし、人の身体に接する仕事なので色々と専門知識がないとなれないのでは?と思うかもしれませんが心配は必要ありません。知識がなければお店に採用されないということもないですし、実技研修を受ければ現場にて仕事デビューできます。ただし、お客さんとコミュニケーションを取るうえで専門知識を備えていると、より相手に安心感を与えることはできます。リラクゼーションセラピストには国家資格も民間資格も必要ありませんが、さまざまな専門知識や多様な手技を習得したり、資格を取得する事はセラピストとしての価値を高めることに間違いありません。お仕事をしながら、自分のペースでこれら専門知識や技術などを習得していかれる方は多くいらっしゃいます。
セラピストの仕事がオススメな4つの理由
急成長するリラクゼーション市場。ますます需要が高まります
2014年度に日本標準産業分類に「リラクゼーション業」が新設されました。 日本における産業の一つとして、認められた証拠です。
現在、エステサロンが市場規模4,000億円に対し、リラクゼーションサロンが2,500億円くらいの市場規模だとされています。そして今後もさらに高い成長率を続け8,000億円規模くらいまでになるのではないかと予想されています。 これは、OA機器の導入などによる仕事の高度化、女性の社会進出、雇用不安、家庭では、家族形態の多様化による人間関係の複雑化、高齢化への不安などからストレスを生んでおり、今後もさらに多くの人が、こうしたストレスから解放されたいという欲求をもっているからだと考えます。
雇用でも事業主でも働けるお仕事形態
お仕事は正社員なりパートなり、事業主と雇用契約をするのが普通です。しかしリラクゼーションの業界では、さらにセラピストさん自身が事業主としてお仕事をすることができます。と言っても、自分のサロンを開業するという事だけではありません。「お客さんを集めるのはお店の役割」、「施術をするのはセラピストの役割」と分割して、売上のパーセンテージを収入として得るというシステムです。これを業務委託と言います。この業務委託では自分の都合や生活状況によって仕事の割合を調整していけるメリットがあります。
ずっと続けることが出来る技術職である
リラクゼーション市場は売り手市場です。この状況は今後もしばらく続くと予想されます。いわゆる、お仕事できる環境はたくさんあるという事です。転職・出産・育児など生活環境が変化する女性のライフステージでも、必要に応じて仕事をすることが出来ます。
自分自身を豊かにしてくれる
自分のペースで仕事が出来るという事は、良い習慣を作るのには大変良い環境です。優しい気持ちでお客様と接し、必要とされていると感じるから、よりよい仕事が出来るようにと探求していくものです。そういう仕事環境の中で自然と身に付くコミュニケーション力は、自分自身を豊かなものにしてくれるはずです。